センニジュウヨン

意味なんてない

Synology の NAS DS418play を購入

今まで使っていた NAS が手狭になったわけではないが、勢い余って新しい NAS を購入。 旧 NAS のほうで、時々ファイルのコピーに失敗する現象が出ていた *1 のも一因(再試行すれば問題ない)。

買ったのは Synology DS418playAmazon にて ¥49,130(税込) で購入。

NAS は NETGEAR 製のものだが、それ以外のメーカーのものに手を出してみようと思い、 軽く調べた感じでは QNAP, Synology という台湾 の2メーカーが定番らしかった。

また、ファイルシステムとして Btrfs というのがあるらしく、せっかくなので対応したものを選ぼうとしたら、 QNAP の方が Btrfs をディスっていて若干引いた。 Synology は Btrfs に肯定的。NETGEAR は Btrfs を擁護というか、むしろ QNAP をディスっている↓

「Btrfsは低速」「パフォーマンスがすべて」と言い、従来のファイルシステムEXT4にしがみついているNASメーカーがあります。

ということで、平和な Synology 製にすることにした。

Synology のNASでは Btrfs はエントリークラスの製品では使えないらしく、 若干高めのものから対応しているようだった*2

今使っている Ready NAS と同じ4ベイタイプで、Btrfs が使えるもので、以下の2機種に絞った。

  • DS918+
  • DS418play

上位機種の DS918+ の方は若干CPUが良いもの使っていて、NVMe キャッシュが使えるなど、 その他にも細かい違いがあったが、 キャッシュの効果に懐疑的なのと、ストレージ以外の用途に積極的に使う気がないので 下位機種の DS418play にしてみた*3。 (ちなみに執筆時点の Amazon で 税込み ¥6,669 の価格差)

また、これはNASキットで、HDD は付いていないので、初期装備としてHDDを購入した。 HDD は自分の中で悪いイメージがついていないHGST*4NAS用のもので1TB単価が安いものを購入した。

買ったのは HGST 0S04005-2 (HDN726040ALE614 * 2) という 4TB 7200rpm のもの。 Amazon にて ¥28,942(税込) で購入。

最近は NAS の中身は 5400rpm のものにしていたが、こちらは 7200rpm のもの。 熱とか消費電力とか音とかが若干気になったが、NAS用を謳っているので気にしないことにする。

雑感

以下、軽く使ってみた感想とかメモとかを取り留めなく列挙。

本体軽い。ReadyNAS(旧NAS) は馬鹿みたいに重い。2.5kg くらい違うみたい。

HDD 繋がないと初期設定できなかった。

HDD をネジ無しで固定できるのは非常に良い。ReadyNAS はネジ固定。

HDD つないだら Btrfs, SHR に勝手になった。

初期設定時は余計なアプリ等は入れないようにした。後から入れられるし。

起動時のビープ音は、もうちょっと優しい感じにしてほしい。

ファンの音は結構静か。いくつかモードがあって、デフォルトで低ノイズモードだった。

HGST HDD のカリカリ音は結構うるさい方。

ソフトウェアのアップデート(DSM6.2) が出ていたのでアップデートした。デフォルトの設定等が変わっている可能性を考慮してボリューム等は一回消して作り直してみた。

ベンチマークとか本格的な使用感についてはまた今度。

*1:以前ググった感じだと、sambaのバージョンを上げれば直りそうだが、 ファームウェア更新が打ち止めになっているため、やるなら不具合覚悟の手動更新のため、面倒くさい

*2:購入後に知ったのだが、5月末にリリースされた DSM6.2 からは ARM 系の安いモデルでも Btrfs に対応するようになったらしい

*3:いろいろいじった今では上位の方にしてみても良かったかなと思っているが、今だけかも

*4:Seagate, WD は過去(といってもだいぶ前だが)に壊れた経験あり。今は HGST も WD の傘下らしいのだが、気持ちの問題